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2009年7月アーカイブ

関節炎は加齢によって起こる場合もあり、加齢によって、身体が関節炎を起こしやすい状態になってしまうのです。

体内の組織は年を取ると劣化していきます。
同じように関節内の細胞内にある成分も、年を取るにつれ不足しがちになってしまうからです。

関節炎は持病によって起こるケースもたくさんあるようです。
また、加齢とともに、免疫力が低下したり、体力が低下することで、色々な病気を発症させます。
その、発症した病気の合併症として、関節炎が現れる場合もよくあります。

関節炎の中でも、最も患者数が多いとされている“変形性関節症”は、関節の老化によって起こるものです。
長年体重を支え続ける事で関節に負担がかかり、その負担は関節内のとてもデリケートな部分でもある“軟骨”を、すり減らしていきます。場所によっては骨そのものが変形してきます。そして、年を取るごとに変形した関節の痛みを感じるようになります。関節炎を抱える高齢者が多いのは、長年の関節への負担が原因だからなのです。

高齢者に多いといわれる“変形性関節症”ですが、若い人でもかかります。発症年齢を見てみると、45歳以下では、男性の方が多いのに対し、それ以降の年齢になると女性の方が圧倒的に多くなるようです。
女性の場合、出産や閉経を経験することで、骨がもろくなりやすくなるため、関節炎にかかる人も増えてしまうのでしょう。

また、体重の増加は関節への負担を大きくしてしまいます。年を取るとどうしても体重が増えやすくなってしまうので、ダイエットを心掛ける事も大切なことです。骨や関節に良い物を摂るようにしたり、適度な運動は関節の周りの筋力も鍛えることにつながりますから、関節炎の予防にもなります。
加齢により体力や免疫力が衰えることで、関節炎を起こしやすくなり、その原因も様々な理由によることがが多くなるので、食事や生活習慣にも注意が必要です。高齢になるにつれ意識的に運動することも重要になります。
ラジオ体操やストレッチなどは、簡単にできて、関節炎を予防するにも効果的です。
普段から定期的な運動を心がけることは、関節炎予防のためにとても役に立ちます。

生活に無理のない範囲で運動を取り込み、関節を柔軟に保っていきましょう。

関節炎にはリウマチが原因になっている場合もあります。
リウマチは、関節や骨、筋肉が痛んだりこわばったりする病気を指し、関節炎を引き起こすケースがとても多いのです。
“リューマチ”や“リュウマチ”とも呼ばれて、代表的な疾患は“関節リウマチ”や“リウマチ熱”“全身性強皮症”“全身性エリテマトーデス”“皮膚筋炎”などが知られています。

リウマチは自己免疫不全から発症するとされていて、朝に手足の関節にこわばって、動かしにくく感じたり、赤い腫れを生じる場合もあり、関節炎を引き起こします。関節炎では慢性関節リウマチが良く知られていて、一部の部位だった関節の痛みや腫れ・炎症などの症状が全身に広がる病気です。この関節炎の症状が、長く続くと関節の変形・破壊が進んで行き、最終的には、身体障害に及んでしまうため、慢性関節リウマチは進行性疾患に数えられています。
(この『慢性関節リウマチ』は、2006年から『関節リウマチ』に呼称が変更されています。)

リウマチになる仕組みは免疫機能の異常もありますが、遺伝性の要因やなんらかに感染したショックで発症する、ということも考えられていて、現在でも詳しいことは分かっていません。ですが、患者の割合は女性が3倍以上男性よりも多く、その理由として、女性ホルモンが関係していると考えられています。発症年齢は 30~50代とされます。

関節リウマチにかかると、関節組織の一部で関節をスムースに動かす役割を持つ滑膜(関節を包む関節包の内側にある)が関節内で炎症を起こすため関節炎の症状になります。そして、最終的には骨を変形させてしまいます。治療方法としては抗リウマチ薬(DMARDs)の投与や、非ステロイド性抗炎症薬(消炎鎮痛薬)・副腎皮質ステロイド(ステロイド)などで、関節の痛みや炎症、リウマチの活動性を抑える治療が中心になります。重症の場合には、手術も考えられますが、根本的な原因がハッキリしていないので、完治するための根治療法は期待できず、日常生活に支障がないようにすることを目的とした治療になります。

関節炎とスポーツは、深い関係があります。関節炎は体の動かしすぎでも起こるものなので、よくニュースでも、スポーツ選手が『関節炎のため、試合欠場』というのを聞きます。運動している時は、ケガの発生を遠ざける事がどうしても、難しい事もあるものです。

どのスポーツも、決まった“基本ポーズ”というのがありますね。それぞれに独自の姿勢があり、同じ方向に手足を移動させるなど、基本となる動きがあります。これらは、無理なく動けるように考えられているのですが、関節には負担のかかる姿勢であったり、関節を酷使するような事もあるでしょう。それが、関節炎の原因となりうることなのです。

特に、野球・テニス・ゴルフなどは関節炎になる選手が多く、時折ニュースになる事も少なくありません。スイングを何度となく、繰り返し行うことで、関節内がダメージを受けてしまい、慢性化するケースが多いのです。
例えば、“野球ひじ”など、ピッチング練習をやりすぎたために、ひじの関節がダメージを受けてしまい、関節炎を起こしてしまうのです。
また、身体の中心である腰は、基本的な姿勢を維持するために、どのスポーツ種目においても重要な部分であるため、スポーツ選手で腰痛を訴える人がとても多いのも、理解できますね。腰痛以外には、膝・肩(肩関節、肩甲骨、鎖骨)・ひじ・手首などの関節炎も多いです。膝関節炎や腰椎椎間関節炎、肩関節炎などが知られています。
関節内のダメージによって、慢性化してしまって引き起こされる関節炎などのことを、『スポーツ障害』と呼んでいます。

それとは別に、スポーツをしている時に、急激な力が加わって起こる、脱臼・捻挫・肉離れ・骨折といったものは『スポーツ外傷』と呼ばれています。疲労骨折なども『スポーツ外傷』に入ります。

また、サッカー・バドミントン・卓球の選手が多く発症するとされているのが、関節内の軟骨が剥がれる事で起こる離断性骨軟骨炎・関節ネズミです。これらは、関節炎ではありませんが、関節の使いすぎによるものです。

スポーツでの、ハードな反復練習や無理なフォームでの運動が関節炎を起こしやすくします。
関節炎を起こさない為にも、スポーツ前後にはしっかりとストレッチを行うようにしましょう。
そして、関節や腱、筋肉などに疲れや痛みを感じた時にはスポーツを控えて休養する事も重要です。
また、普段の生活面でも、関節や軟骨に良い十分な栄養を摂るようにしたり、サポーターを着用するといった関節炎の患部に負担が掛からないようにする工夫も大切です。

関節炎の原因がストレスである場合も少なくありません。
むしろ、ストレスが原因で発症する疾病は多く、関節炎とも無縁ではありません。

では、ストレスは関節炎を起こす過程にどのように関わっているのでしょう。
人の体はストレスがかかった状態では、思うように動かせなくなる事があります。それは、ストレスによって、筋肉が緊張し、手足がこわばってしまうからです。また、その状態が続くようであれば、筋肉はおろか、関節にも大きな負担になってしまいます。
この関節への負担が増すことによって、関節炎の症状を起こしてしまうのです。
また、ストレスは神経や免疫機能にもかなりの影響をあたえます。免疫機能が低下すると、病気にかかりやすくなってしまうので、“関節炎の悪化を早めてしまう体内環境”になってしまう危険もあるのです。

関節炎の原因の一番は関節の損傷によるものですが、それ以外にも関節炎発症にストレスが原因で起こす行動も関係があるのではないかとも考えられます。例えば、悔しいことがあった時、歯を強く噛み締めたり、イライラして、貧乏ゆすりのように小さな動きを頻繁にしてしまうことありますよね。そういう時は“ストレスがかかっている状態”であり、強く噛み締めたり、貧乏ゆすりのような動きは、関節に負担をかけていることになるので、場合によっては関節の痛みや腫れを引き起こす事があります。

『歯を強く噛み締める』ことは、顎関節炎を招くというのを、聞いたことありませんか?
顎関節炎の原因は、筋肉の緊張や顎の骨の異常などが考えられますが、『歯を強く噛み締める』という行為は、ストレスがある時にしてしまうもので、あごの関節にダメージをあたえてしまいますし、筋肉が緊張してしまいます。結果、顎関節炎にかかってしまうことがあるのです。
また、関節リウマチを発症する要因のひとつにストレスは上げられています。

ですから、精神的ストレスも、肉体的ストレスも関節炎の原因になりうるということなので、ストレスのコントロールは重要です。
睡眠不足をなくし、時折ストレッチをしたり、心理的負担を取り除くようにすることは、関節炎の予防につながります。
ストレスは、関節炎以外にも、多くの病気に影響しますから、日頃からストレス解消を心掛けましょう。

『関節炎はアレルギー反応による結果、関節内で炎症をおこしたものと考えられる。』と、医師や研究者は『関節炎とアレルギーの関連』について指摘しています。

ご存知のように、関節炎もアレルギーも誰にでも起こる可能性があります。
ですが、アレルギーは、年々患者数が増えていて、大きな問題になっているにもかかわらず、そのメカニズムの全ては解明されていない場合が多く、現在でもアレルギーが発症することを予測する事が難しい状態です。

もしかしたら、アレルギー反応であることに気づかれないまま放置されている関節炎も、あるかもしれないのです。

現在アレルギーは多くの症状が知られています。代表的なものは花粉症やじんましん、喘息、アトピー性皮膚炎などですが、関節炎を起こす方も稀にいるようです。この代表的な症状を起こすのは、“Ⅰ型アレルギー”といい、IgEが主役を演じるアレルギーです。Ⅰ型アレルギーの反応は、身体にアレルゲンが入るとすぐに起こるので、『即時型反応』と呼ばれていますが、時に『遅発型反応』といって、反応が遅れてあらわれる場合があります。

関節炎とアレルギーは一般的には、関連がないように捉えられていますが、この『遅発型反応』が、アレルギー反応から関節炎を発症する事と関係があるようだといわれています。

『遅発型反応』は、“Ⅲ型アレルギー”とも呼ばれ、免疫複合体が主役を演じるアレルギーです。
『遅発型反応』の多くは、食物アレルゲンに対する過敏性からきていますが、反応は目立たず、アレルゲンと接触してから数時間から数日経って初めて反応が出るので、原因の特定も難しくなります。ですから、慢性疲労・関節炎・じんましん・湿疹・頭痛・過敏性腸症候群など、多くの慢性症状は、未治療のIgG抗体が関係しているアレルギー反応なのではないかと、いわれています。

ですから、アレルギー体質の方が関節炎を起こしやすいと認められる場合、その関節炎は『遅発型反応』の結果である可能性が高くなります。
アレルギーが原因で起きた関節炎の場合、きちんとした関節炎の治療を進めていても何度も再発してしまうでしょう。


その際には、アレルゲンを確定する為の“アレルギーテスト”を受けましょう。アレルギー専門の医師と相談し、関節炎になる要因を確定することで、食生活などの注意をするものがハッキリします。

アレルゲンを除去することができれば、関節炎の症状も、軽くすることができるでしょう。

関節炎になるのはひじや膝・肩関節など、関節の結合組織の異常や不具合によるものですが、様々な原因が考えられます。

日頃から、関節炎にならないように注意していても、体の組織は年を取ると、どうしても劣化し始めます。体の部位の中でも、特に関節は頻繁に動かす所であるため、磨り減ったり、傷付いたりしやすいのです。
また、肥満は膝などの関節に、かなり大きな負担をかけてしまいます。

最も多い関節炎の原因は、加齢や肥満による関節部分の異常だといわれています。
そして、関節炎の症状にも個人差があるようで、痛みであったり、熱を持って腫れたり、むくみ、朝起きた時の関節の動かしにくさなどを感じる方もいるようです。

また、関節炎はカルシウム不足でおこる骨粗鬆症とも深い関連があるといわれていますので、関節炎を招かないよう、カルシウム不足には注意しましょう。


他には、体の動かし過ぎで関節炎を発症する場合もあります。
よくニュースで『関節炎の為に試合を断念した』という選手の話などを聞くことがあります。激しいスポーツをする方やプロ選手などは、関節への負担が普通の人に比べて大きいので、関節炎に悩まさせれる場合も多くなります。
また、不慮の事故による大怪我で、関節に大きなダメージを受けてしまうケースもあります。

このように、関節炎とは誰にでも起こりうる疾患なのです。

さらに、関節炎とは、無関係のように思えるものが原因で、起こることもあります。
例えば、ウイルスが原因だったり、細菌感染によって起こる関節炎、リウマチによる免疫異常で起こるもの、また先天的な理由による関節炎などです。もし、これらが原因で関節炎になっていたとして、それを、自己判断で放置してしまった場合とても危険ですので、少しでも関節に違和感があるようなら、できるだけ早い段階で医師の診察を受けましょう。

関節炎の原因を早いうちに特定することは、とても大切なことです。そして、適切な治療を行うようにすれば、関節炎を早期に回復させることができます。

関節炎は、年齢に関係なく起こる病気で、症状も人それぞれ違います。
また、関節炎を起こす原因によっても、症状に違いがあるようです。

関節炎をおこした方のほとんどが、“動いた時に膝や肘に痛み”を感じたり、“腫れや痛みで思い通りに動かせない”といった症状を経験しますが、痛みの程度は人によって違いがあり、引きつるような感覚はあるものの、さほど痛みは感じない方もいれば、ほんの少し動かしただけでも激痛が走る、という方もいます。

関節炎の多くの症状は“痛み”ですが、原因が違うと熱を持って腫れたり、動きが鈍くなる、あるいは動かせなくなる、などの場合があります。
関節炎の痛みを感じる方を、年代別で見てみると、やはり、お年寄りの方が多く、老化が原因となって痛み出す場合が多いようです。加齢によって関節へも長い期間、負担を掛けてしまい、その結果 “関節が変形してしまった。”とか、“骨粗鬆症によって骨がもろくなり、関節の組織を劣化させてしまい関節炎を患う”といったケースが多いようです。

ですが、関節炎はお年寄りだけの病気ではありません。スポーツなどで酷使したり、細菌による場合もあるので、『関節の具合が悪いな』と感じたら、直ぐに病院で診察を受けるようにしましょう。そして、きちんと検査をして関節炎の原因を探り、適切な治療をすることが、関節炎をひどくさせないコツです。
診察を受けずに自己判断でいては関節炎を悪化させてしまう可能性があります。
関節炎を放置してしまったり、間違った治療法では、関節の痛みが酷くなったり、痛みを我慢して無理な体勢になることで、筋肉のバランスが崩れて関節が変形するなど、体の他の部位まで影響を受けてしまいます。

関節は骨と骨を繋ぐ大切な部分で、筋肉と共に、身体を動かす時に必要な運動器です。ですから、動かす頻度も高いのでトラブルも受けやすく、長い間使うことで、すり減ったりずれたりします。
痛みなどが気になったり、関節炎の症状だと思われたら、自己判断で終わらせないで、早めに病院に行きましょう。

関節炎の症状には個人差がありますが、対処が早ければ、それだけ完治も早まるでしょう。

関節炎が起こりやすいのは、どの部位でしょうか。
関節炎は関節に炎症が起こるものなので、身体の関節、全てで起こる可能性はあります。
ですが、発症しやすい部位というのもあって、動きの激しい下半身の関節や、肩から手首の関節がやはり多いようです。
特に多いのは、膝関節に痛みや腫れを感じるケースで、関節炎発症の大多数を占めています。

関節炎を起こす大きな理由は、スポーツ時における関節の酷使や、肥満・加齢が原因となっている場合が多いようです。

膝や股関節は関節の中でも最も使う部位であり、また、身体を支える最も重要な部位です。
日本人の生活様式がちゃぶ台ではなくテーブルとイスへ、布団からベットへ西洋化してきていますが、やはり、畳での暮しは切り離せないものです。畳での生活は、立ったり座ったり、曲げたり伸ばしたりと言った動作が多く、膝の関節への負担も大きくなります。
膝に掛かる負担は、平地を歩く場合で体重の約3倍、走っている時で約10倍、階段の上り下りでは体重の約7倍にもなります。
ですから、肥満が関節炎の原因の場合は、体重を減らすよう、医師から指導されます。

肥満度については、もっとも一般的な BMI 法で計算できますね。

『BMI=体重(キロ)÷身長(メートル)の2乗』

この結果が男性で27以上、女性で26以上が『要注意の肥満』と言われています。
そして、膝関節症の発症率が、BMI 25以上で、38.6%であるのに対して、BMI 25未満では、17.6%と、半分以下になっています。
ですから、膝だけでなく、身体のことを考えるなら、“BMI は 25を超えない”ように注意したいものです。

関節炎で次に多い部位は肩です。潜在的に肩こりの方が多いのも日本人の特徴のようで、たくさんの人が、肩の痛みに悩んでいます。頭という大切な器官を支えている首や肩の筋肉や関節には、常に負担がかかっています。頭の重さは、2~3キログラムあり、それを支えている首や肩まわりの筋肉の疲労が、肩こりです。
また、最近はパソコンの使いすぎによる手の痛みを訴える方も増えています。長時間座ったままで、ひじから先、あるいは指先だけを酷使するような状態になるので、肩や首の血行も悪くなります。同じように、手先を良く動かす方には親指を始めとする指や手首に痛みや腫れを生じる場合もあります。

他にも、背中を強く打った事などによる背骨部分の関節の痛みや、顎関節炎、テニス肘など、肘に関節炎が起こる場合もあります。

関節炎の症状には腫れが見られる方も多くいます。関節炎の状態がどのような場合に腫れるのでしょうか。

関節炎で最も多い症状は痛みですが、その次に多いのが、腫れです。関節が腫れる原因もいくつかあげられるでしょう。

関節炎で腫れの症状が目立つのは、化膿性関節炎、結核性関節炎、痛風関節炎などです。

化膿性関節炎は体内に入った黄色ブドウ球菌や連鎖球菌、肺炎球菌などが血流にのって関節の中に流れ込み、関節内で化膿し炎症を起こすことで腫れを生じます。症状が悪化すると、関節内に水や膿が溜まってしまいます。
感染症を患う患者さんが併発することが多い病気で、炎症予防対策が重要になります。

結核性関節炎は、肺結核や結核にかかった時に結核菌が関節に取り付き、炎症を起こすことで腫れあがり、関節炎を起こすものです。化膿性関節炎ほどつらい症状ではありませんが、糖尿病の方が結核性関節炎にかかると治りにくいようです。
また、結核菌の潜伏期間は非常に長く、若い頃にかかって、治ったと思っていたものが、体力が低下した時や高齢になったときなどに、再び猛威を振るう事があります。ですから、高齢者の方は十分注意が必要です。
最近は衛生環境もよくなり結核患者の数そのものが少なくなったので、結核性関節炎にかかる患者数も少なくなっていますが、時折 小規模ですが結核の集団感染があるので、気を付けたいものです。

関節炎では、痛風関節炎も腫れの症状は多いとされます。
痛風患者は体内の尿酸値が高く、痛風関節炎とは、体内で多くなりすぎた尿酸が関節に溜まることで起こります。
痛風関節炎は、まるでコブのように手足の関節が腫れあがるのが特徴で、激しい痛みを伴います。

関節炎の原因や症状には幾つものパターンがありますから、関節部分に腫れが見られたら、早めに検査を受けましょう。
厳密な検査を受けて原因を正しく掴むことは治療の為にとても大切なことです。

関節炎とは、関節が炎症を起こし腫れて熱をもったり、痛みが出る病気のことですが、その種類はたくさんあるようです。

関節炎で最も多いのが『変形性関節症』です。
関節の痛みや腫れを訴える方の大部分が、この変形性関節症と診断されているようです。
これは、炎症性のものではなく、加齢や肥満、スポーツなどによって、体重を支える膝や股間節に負荷が掛かり、関節が変形することによって発症します。

他には、血流に乗って細菌が関節内の入ることで起こる『化膿性関節炎』『感染性関節炎』。
自己免疫異常の一つとされ、全身の関節に炎症が起こる『関節リウマチ』。
関節内に結核菌が入って起こる『結核性関節炎』、血液中の尿酸が関節に付着して起こる『痛風関節炎』などがあります。
このように関節炎の原因は、外的要因もあれば細菌性の要因、骨の異常など色々あり、見極めの難しい場合もあります。


また、関節炎とは違うのですが、関連の深い病気についてもお話しておきましょう。
プロ野球選手に罹患者の多い『関節鼠(関節遊離体)』これは、剥がれた骨の一部が関節内を動く事で痛みを感じます。その動き方がネズミのよう捺事から、関節鼠(かんせつねずみ)と呼ばれています。
『膝内症(しつないしょう)』これは、膝を酷使したり膝をねじったりしたことで、膝の骨や半月板、靭帯が傷つき機能障害と痛みが起こります。
『特発性骨壊死』は、骨の端の部分が、壊死してしまうもので、発症時にはかなりの激痛があります。原因は、まだハッキリしていませんが、骨の端の部分に血液が通わなくなることで、壊死してしまうのではないかといわれています。変形性膝関節症と、区別できないことも多くあります。

他には自己免疫疾患の一種とされ、15歳以下の子供に多く発症する『リウマチ熱』関節の痛み、腹痛などが数日間続きます。
また、腱鞘炎をかばって、無理な体勢でパソコンを使ったり、文字を書いたりすることで、関節炎のような痛みを感じる場合もあります。

このように、関節炎にはたくさんの種類があります。関節炎に似た症状のものも多くあります。
自己判断で間違った治療をしてしまわないよう、気になり始めたら早めに病院で医師の診断と検査を受けるようにしましょう。

関節炎が発症する原因に意外に多いのが、怪我からのケースです。
例えば、転倒して出血してしまい、その傷から細菌感染したことによって、関節炎になることもあれば、スポーツによって、脱臼や疲労骨折などのスポーツ外傷を起こしたために、膝関節炎や股関節炎を起こす事もあります。
怪我といっても色々で、皮膚の損傷によって体内に入った細菌やウイルスが、血流に乗って関節にたどり着き、そこで、細菌が増殖するので痛みや腫れ、発熱が起こります。これが、いわゆる一般的な怪我ですが、患部が膝や肘などの関節だった場合、関節炎の症状が現れる可能性が、特に高くなるので、念のために抗生物質が処方される事が多くなります。
この抗生物質は、怪我の傷口から細菌が侵入して発症する“化膿性関節炎”などを予防するためです。“化膿性関節炎”の原因は主に黄色ブドウ球菌や連鎖球菌などの細菌です。

また、怪我をしてしまうと、どうしても、患部をかばってしまい、無理な体勢をしてしまう事がよくあります。
ですが、無理な体勢をすることは、関節を痛めてしまうことになり、そのため、関節炎を発症しやすくなってしまいます。
怪我をしたら、杖やサポーターを利用し、関節に負担が掛からないように気をつけましょう。できるだけ、正しい姿勢になるようにして、関節への負担を少なくすることで、関節炎も防ぐことができますし、怪我の回復も早まるでしょう。

スポーツでかかりやすい関節炎では、股関節炎、関節ねずみ(関節遊離体)などが有名です。関節炎の原因が怪我ならば、適切な対処を行うことが早期改善に役立ちます。ですが、関節炎だとは気付かずに、軽い捻挫だと判断してしまったり、単なる体調不良だと自己判断してしまうと、痛みや、腫れ、違和感が長く続き、関節炎に対する適切な処置が遅くなった分、その関節炎は治りにくくなってしまいます。
痛みが長く続いたり、動かしにくいようなら、できるだけ早く医師の診察を受けるようにしましょう。

関節炎の治療期間については、関節炎の症状や治療方法によっても大きく違ってきます。
治療方針を決める上でも、治療期間を考えるのは大切なことです。
関節炎の症状が軽い場合なら数週間から、2~3ヶ月程度ですが、慢性化した場合では数年、あるいは終生にかけて長い付き合いになる事もあります。

関節炎の痛みの感じ方や患部の発熱、腫れなどの症状に対しての受け止め方も人それぞれで個人差があります。

また、治療方法自体への考え方も人により違いがありますし、治療期間も方法によって大きく異なってきます。
ですから、関節炎の治療は自分の納得のいく方法を選ぶためにも、医師と良く相談しましょう。

関節炎をできるだけ短期間の内に完治させたいと思う方は、投薬治療や手術などの方法を選ぶ事が多いです。
以前は約4週~6週間程度の入院が必要とされていた“人工股関節置換術”も MIS法で行うと、入院期間が約2~4週間に短縮され、リハビリも短期間ですむようになりました。


関節炎の症状がそんなに重くない場合や手術に抵抗がある方、または、できるだけ自然な方法で関節炎を治したいという方は、生活態度を見直す事から始めます。関節に良い作用のある食品を摂るようにしたり、筋力を付けるようにストレッチなどの運動を続けたり、マッサージや鍼治療、温泉で湯治する方法があります。また、漢方薬を活用していくのもおすすめです。

最近の温泉やスーパー銭湯には、関節や神経系に有効な“電気風呂”というお風呂があるようです。これは、関節炎などの場合に受ける『低周波外科治療』と同じようなことを、温泉の中で行うようなもので、炎症や筋肉痛を体の内側から治してくれる感じです。


ですが、痛みがひどくて進行性の関節炎なら、ステロイド剤を効果的に使うことで、早めの回復を狙いましょう。
ステロイド剤は強い成分である分、使い方に注意が必要ですが、短期間で劇的な効果を現す場合があります。
ステロイド剤への不安を持っている方も多いようですが、正しく使えば、関節炎にとても有効なお薬です。

治療期間や治療方針について、自分の希望を医師に伝えることは、とても大切なことです。
そして、関節炎患部が改善されるまでの治療計画を建てると良いでしょう。

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