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2009年9月アーカイブ

関節炎の治療のひとつである薬物療法に使われている薬品は、原因や症状によって違ってきます。
特に、細菌やウイルス感染の場合は、症状の進行が早く、最適な治療を、速やかに行うことが重要とされています。
どのような関節炎でも、最適な治療が回復の結果を左右するので、医師との相談の元、関節炎の原因と状態に応じて慎重、且つ速やかに治療が行われています。

関節炎で辛いのは、動かした時に痛みがあったり、動かすのも大変な腫れですね。
関節の痛みや腫れがあると、まず、その部分の治療が必要になりますから、その分回復にも影響がありますし、リハビリもかなり苦労をする可能性があります。


では、関節炎の薬物治療には、どのような薬品が使われているのでしょう。

細菌などの原因による関節炎ならば、関節内の炎症を抑えるために、抗生物質が処方されます。

“化膿性関節炎”では投薬治療に先立ち、関節せん刺で関節液を採取し、化膿菌の検査をします。化膿菌がいるようなら抗生物質を入れた洗浄液で関節内の洗浄も行います。

“結核性関節炎”では、イソニアジド・リファンピシリン・ピラジナミド・ストレプトマイシン・エタンブトールなどが使われますが、まず、結核の治療から始めます。

“関節炎がリウマチによる”場合は、炎症を軽くし、痛みを抑えたり、腫れを少なくする薬や、抗リウマチ剤(免疫調整剤)と呼ばれる、進行を抑え、経過を改善する薬が使われます。非ステロイド性抗炎症剤、副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)を使って、治療法が確立していないリウマチだけに緩和療法が行われます。

“変形性関節症”は、関節炎でも多い症例ですが、非ステロイド性消炎鎮痛剤投与、ステロイドの関節腔内注射などが行われます。
また、コンドロイチン硫酸やヒアルロン酸製剤も多く使われますが、これは、関節の磨耗を防ぎ、組織を保つ意味で使われます。


関節の悩みは、多かれ少なかれ誰もが抱えていることですが、最近、ヒアルロン酸のサプリなどを摂って予防に努めるといったことをよく聞きます。こういった、普段の生活のちょっとした気遣いで関節炎は予防することもできるのです。

関節炎を予防することは、できないのでしょうか。
実は、普段の生活にちょっと注意をすれば、関節炎を予防することができるのです。
では、関節炎予防に効果のある事柄についてお話しましょう。

関節炎は日常生活の様々な要素が色々と絡み合うことで発症するので、普段から、ちょっとした注意を払うことが大切です。
この“ちょっとした注意”が、関節炎を予防し、関節の悩みの解消につながり、さらに健康的な生活を送るために役に立つのです。

では、実際どのような注意をすれば良いのでしょうか。関節炎は、全ての関節、どこにも起こりうるものなのですが、特に苦痛を与えるのが、股関節と膝関節の関節炎です。この部分は、身体を支えるためにも、大切な関節です。
ですから、関節への負担が掛かり過ぎないようにすることです。そのためには、正しい姿勢を保つように気を付けて、無理な体勢を長い時間続けたり、無理な体勢のまま急に動いたりすることは、できるだけ避けたいものです。
特に重い物を持ち上げるときには、ゆっくりと気を付けながら動くようにしましょう。関節炎の原因は関節の磨耗にあることが多いので、加齢ともに体内から減少する成分を中心にした関節に良い食べ物などを積極的に摂るようにすると良いですね。
また、軟骨組織が補充できるような栄養サプリメントも効果があります。

関節炎は関節を使いすぎる事でも起こります。スポーツ好きの人には、関節炎の経験がある人も多いでしょう。

ですが、関節炎になったからといって、好きなスポーツを止めることはできませんよね。
そんな時は、スポーツをする時間をいつもより短時間だけにしたり、膝や肘などにサポーターを使って関節を安定させると、関節への負担が減らせますし、関節を冷やさないですみます。
また、普段からストレッチや水泳をするもの、関節の柔軟性を保つ為に良い事です。
ストレッチも水泳も関節周囲の筋肉を鍛えるので、関節炎の予防に役立ちます。

それから、体重が重いと関節への負担が大きくなり、関節炎を起こしやすくなるので、ダイエットを心がけましょう。
また、喫煙・飲酒も、避けたいものです。
太りすぎ・喫煙・飲酒は、関節炎だけでなく、成人病にもつながるので、注意したいものです。

以上が、関節炎の予防につながることですが、関節炎予防が難しい場合もあります。
それは、何らかの病気によって、関節炎が引き起こされた場合です。でも、その原因が改善されると関節炎の症状も落ち着く事が多いようです。

関節の悩みがなくなるようにするために、しっかり原因を確認して治療を進めていきましょう。

関節炎では内科的な療法では改善できない場合、外科手術で根本的な治療が進められています。

関節炎の内科的な療法とは、薬物療法や赤外線など温感治療などのことで、これらの治療では効果が得られない場合、整形手術で関節の機能回復を図ります。

関節炎で最も多いのが、肥満や加齢によって関節に負担がかかり引き起こされる『変形性関節症』ですが、この場合、関節のダメージが大きすぎると、修復できないケースもあります。また、関節部分に曲がりや歪みを生じることの多い『慢性関節リウマチ』などは、内科的療法ではなかなか治りにくいので、手術によって関節を、正しい形に修復していきます。

関節炎でも関節の損傷が激しい場合には『人工関節置換術』が行われます。
これは主に膝関節や股関節など、体の中でも良く動かす関節によく実施されています。損傷の激しい関節を人工関節と入れ替える“人工関節置換術”はとても大きな手術ですが、高い成果も得ています。例えば、関節炎の為にそれまで寝たきり同然の生活だった人も、歩けるようになりますし、他の関節への負担が無くなります。また、動きへの制限が無くなりますから、下肢の筋力アップにもつながります。人工関節の素材も、体への負担が少なくてスムースな動きが出来る素材の開発が進んでいるので、今後も人工関節置換術による治療法への期待は高まるでしょう。
ですが、人工関節にしたからといって、完全に関節炎が完治したわけではありません。関節炎の痛みは消えても、『人工関節』という異物が体の中に入ったために細菌感染しやすくなりますし、人工関節も長い間使っているうちには、接合部分がゆるんだり、磨り減ったりしてきます。ですから、関節炎の痛みが消えた分、体調管理と、定期的なメンテナンスが必要になるのです。

関節炎での手術は“人工関節置換術”以外にも、股関節の手術に多い“骨切除術”、金属のプレートなどで関節を固定する“関節固定術”、関節リュウマチの治療法としてよく使われる“滑膜切除術”などがあり、症状や原因によって適切な治療法を選択します。いずれも関節炎による、痛みなどの原因を元から除去するには、かなり効果のある手術法ですが、手術後一時的に、関節の違和感を覚えることがありますが、リハビリを続けることで、十分、回復が期待できるでしょう。

関節炎を回復させるためには、手術と並行して行われる薬物療法や生活指導、手術後のリハビリをしっかり行うことが大切です。

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